鉄道模型のジオラマを自作するならレイアウトに拘る

ジオラマ

理想的な鉄道模型のジオラマを作りたいのならレイアウトにこだわるのがおすすめです。

自作するときには拡張性のあるユニット式レイアウトが便利です。
ユニット式レイアウトとはジオラマをパーツ別に作り、それぞれのジオラマを移動できるようにする方式です。

例えば山だけのジオラマを作ったり川周辺だけのジオラマを作ります。各ジオラマは組み替えて全く違うジオラマに変化させる事が可能です。片付けを行う際はパーツ別に取り外してコンパクトに保管できるメリットもあります。

持ち運びができるだけに屋外にジオラマを持っていき、その場で写真撮影もできるのが魅力です。

取り外しができるユニット式レイアウトは自由にレイアウトをアレンジできるメリットも魅力です。作ったけれどちょっと気に入らない部分があるときは全部作り替える必要がなく、一部分だけ作れば修正が可能です。
実際にジオラマを作るときにはメーカーが販売しているジオラマアイテムを購入しましょう。さかつうは人やジオラマベースなど扱っています。おとぎ話シリーズやサンタクロースなどのメルヘンなアイテムが多く個性的なジオラマを作りたいときに使えます。

ミニネイチャーは田んぼや大葉などの自然物を購入できるメーカーです。木を造るときに使えるパウダーも販売していて、リアルな自然を作りたいときに活用できるでしょう。

鉄道模型用のジオラマパーツは3Dプリンターで自作

夜間の表現

鉄道模型の楽しみ方のひとつであるジオラマ作りは創意工夫がそのまま形に残るのが大きな魅力です。自身の努力や技術力がそのままジオラマに表現されるので、わずかでも手抜きができない真剣勝負になります。そのため、妥協の無いジオラマ作りになりやすく、市販の製品では物足りなく感じても不思議ではありません。

車両やストラクチャーの自作は従来なら市販の改造が主流であり、ベースとなる物を使わずにすべてを自作するフルスクラッチはよほどの熟練者でなければ不可能な所業でした。
しかし現在は家庭用の3Dプリンターが販売されているので自分だけのオリジナルパーツを簡単に作ることが可能になっています。

3Dプリンターによるパーツ作りは予めコンピューターに入力しておいたデータを基に成形するのが一連の作業の流れです。コンピューターにデータを入力してパーツ作りの素材を用意しておけば、後は3Dプリンターが成形してくれます。自分の手ですべてを作るという意味では物足りないと感じる可能性もありますが、ジオラマ作りの初心者や手先が器用では無い人にとっては非常に便利な設備です。

また、3Dプリンターは設備の購入費こそ高額ですが、その後の支出はパーツ作りの素材の購入費と電気代だけというのも魅力の一つです。
鉄道模型は出費が嵩みやすい趣味ですが、3Dプリンターによるパーツ作りによって購入費を大幅に軽減することが可能になります。

線路