手のひらサイズの鉄道模型 適した塗装方法
鉄道模型は世界的に普及している趣味ですが、その一方で敬遠される向きもあります。
理由としては非常に小さい部品を扱うことを難しく感じてしまうことが挙げられますが、特に日本で普及しているNゲージサイズの鉄道模型はその傾向が顕著です。
手のひらサイズの車両は緻密に再現されている一方で、自分で塗り替えを行うのが難しい問題もあります。しかし、塗装方法を工夫すれば鉄道模型のカスタマイズは決して困難なものではありません。小さい車両に適した塗装方法としてマスキングテープを使うことが知られています。
テープを貼った部分には塗料がつかないので、小さい車両でも必要な部分だけに塗装を施すことが可能です。
車両やストラクチャーを綺麗に塗り分けるにはマスキングテープ以外に、先が細い筆を使う方法も古くから行われています。手作業なので塗料の塗りムラができやすい欠点がありますが、マスキングテープでは対処できない特殊な形状の部品に塗り分けを施すには最適な方法です。
色彩の変化をつけやすく、塗装で凹凸を表現する際にも便利です。模型用の筆は様々な種類が売られているので、用途別に最適な物を選ぶことができます。
どのような塗装方法も経験を積むことが綺麗に仕上げるための条件なので、日頃から安価な製品で塗り分けの練習を行うことが大切です。